11年の小川ヤクルトは「AKB4・8打線」が火を噴く。正式に就任1年目を迎える小川淳司監督(53)は、打順について「2番はチーム優先の打撃ができる打者に任せたい。キャンプやオープン戦で決めていきたい」と競争させる方針。右肘手術から復活し、俊足が武器の川島慶が2番に座れば、1番青木、3番にはチームメートから「ブー」の愛称で親しまれる畠山と合わせて、「AKB」が結成される。

 昨季、5月終盤から監督代行として指揮した小川監督は、10連勝を飾るなどチームを立て直した。打線は98試合で473得点をマークし、1試合平均得点は、ちょうど4・8。新年も勢いそのままに、アイドルグループAKB48ならぬ「AKB4・8打線」の完成だ。小川監督も「それで売りだそうか。(AKB48の)人気はすごいから、あやかりたい」とニンマリ。大ブレークの予感だ。

 [2011年1月1日8時6分

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