ロッテの懐かしのユニホームが復活する。本拠地を川崎から千葉に移転して20年目。メモリアルイヤーを記念し、胸のチームロゴや背番号にピンクを使った、92年の移転当時のユニホームを期間限定で着用することになった。「交流戦になるか夏休みになるか調整していくが、多くの皆さんに見てほしい」と球団関係者。斬新な配色でファンには根強い人気があるという。

 風水ではピンクは人間関係を育てる色とされる。それだけに「和」を掲げて日本一を達成した西村ロッテには、よく似合う。22日のスタッフ会議で発表される予定の新チームスローガンも「『和』的な言葉を外さない方がいいでしょう。続ける可能性もある」(球団関係者)と、昨季の「和」路線は継続される見込みだ。西村監督も現役時代に袖を通したユニホーム。着用していた92~94年は6位、5位、5位と低迷したが、日本一の翌年だからこそ、あえて初心に立ち戻る。【鈴木良一】

 [2011年1月5日7時45分

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