内川予備校に生徒殺到!
絶好調ソフトバンクでは新加入の内川聖一外野手(28)が「予備校の先生」として、若手の補習を支えている。打撃の授業を受講する福田が成果を発揮するなど“合格率”は高く、入門者が続々。8日の巨人戦で勝てば、貯金は大台の20。最短11日の交流戦Vに向け、「内川の授業」でさらに打線が厚くなる。
首位打者の「予備校」が開校した。打率3割5分6厘でリーグトップの内川が、首位を走るタカをさらにレベルアップさせるため、自らの打撃技術を惜しみなく若手に伝授している。
「何でも聞いてきてほしいし、しっかり答えようと思う。秀平(福田)が、よく聞いてくる。自分の持っているものが、チームに役立てば、こんなうれしいことはない」。
立花、藤井打撃コーチの指導が「学校の授業」なら、内川は「予備校講師」。その教えはこうだ。
<1>予習をしっかり
「ベンチから投手のくせ、投げる球を見て、スイングするタイミングをつかめ」と強調する。安打を打つイメージを抱き、打席に入ることが大切という。
<2>1問目から確実に解け
「早いカウントの時ほど、甘い球がくる。それを逃さずに打つことが大切。積極的に打つことで打率は絶対に上がる」。甘い球を確実に打つ。その確率を上げることが、ヒット量産につながっている。
特に出席率がいいのは福田だ。ロッカールームで質問したと思えば、ベンチでも打撃について聞く。一緒に食事に行った時には先生(内川)の隣の席にできるだけ座るようにしている。
福田
もっといろいろなことを知りたい。
常に内川の側にいてアンテナを張っている。立花打撃コーチは「実際に打席に立った選手の話は本当に参考になる。もっと内川に話を聞けばいいんだ」と予備校への入学を推奨した。
39歳小久保はテキストが難解すぎて挫折したという。それでも今宮、城所と入学希望者は続々と増えている。交流戦、パ・リーグともに首位。最強右打者の授業が、圧倒的な強さを誇るタカをさらに底上げする。【奈島宏樹】




