さらば虎…。今季限りでの退団が確実な阪神クレイグ・ブラゼル内野手(32)が18日、関西国際空港から米国に帰国した。若手起用のため16日に出場選手登録を抹消され、13試合を残してシーズン終了。「本当に残念だ」。隠しきれない悔しさを「リベンジ」という言葉に込めた。
「まだ球団と来季の話はしていない。もし阪神に戻れるならこれ以上のことはないけど、そうじゃないなら他のチームでやりたい。日本でプレーすることを一番に考えている。そうなれば、ぜひ(阪神に)リベンジしたいね。まだ心の中に熱いモノを持っている。タイガースとやる時はそれを表に出してやりたい」
10年に47本塁打した大砲も今季は打率2割3分3厘、12本塁打。不振続きで7月以降は出場機会が激減し、98試合出場にとどまっていた。「あと200打席ぐらい立てたら数字を残せたかも。過去を見ても夏場暑くなって数字が上がってきたんだけどね…。こればかりは言っても仕方がないし、いい経験ができたと思っているよ」。阪神残留という希望がかなわないことは覚悟している。
「タイガースファンは野球に限らず、どんなスポーツチームの中でも一番。これからも応援してほしい」
虎在籍4年間で一番の思い出は09年8月26日横浜戦、長男トロット君が誕生した前後に1イニング2発を放ったこと。熱い記憶は胸にしまい、新たな挑戦を開始する。今後は2週間のバカンス後、トレーニングを再開予定。13年、B砲は虎の強敵に変身しているかもしれない。【佐井陽介】



