日本ハムが、宮崎のチーム宿舎に「CSファイナルS対策室」を緊急設置することが12日、分かった。今日13日から始まるクライマックス第1S西武対ソフトバンクの録画映像を、食事会場のモニターで24時間態勢で放映。選手はいつでも好きな時間に、対戦相手の動向や状態をチェックできることになる。

 温暖な気候と実戦相手、最終調整の場としてメリットが多い宮崎でのフェニックスリーグ参加だが、唯一の難点がCSシリーズのテレビ中継がないこと。だがそのデメリットを解消し、対戦相手の研究にも熱が入りそうだ。球団関係者は「ホテル側にも協力していただき、録画した試合映像を食事会場で流してもらうことになりました。(選手は)いつでも見ることが出来ます」。CS第1Sとフェニックスリーグの試合時間が重なるため、録画した映像を球団が用意。それを“24時間態勢”で流す方針だという。

 今日13日からの西武対ソフトバンクは、地上波放送の中継がない。札幌ドームなどの球団関連施設であればCS放送などで簡単に見ることも可能だが、出先のホテルとあってはそうもいかなかった。だが栗山英樹監督(51)の意向もあり、球団は録画映像を準備、それを全選手の出入りが可能で最大60人ほどが収容できる食事会場で放映する。

 札幌ドームには対戦相手の映像やデータを気軽に見ることが可能な部屋があり、選手は自由に視聴、閲覧することができる。今回はCS対策として、宮崎のホテル内に“出張版”の映像室が設置されることになった。

 西武かソフトバンクか…。栗山監督は「どっちがきても、勢いに乗ってくるから、怖い」と言う。そんな対戦相手の現状を、ひとりひとりの選手が把握しておくことは重要。宮崎では心も体も、そして頭も、CSモードに切り替える。