中日のサード争いが本格開戦した。29日からエクトル・ルナ内野手(33)が北谷の合同自主トレに合流し、三塁のポジションに小笠原道大内野手(40)、森野将彦内野手(35)、ルナが集結。ノックでは笑顔でゲキを飛ばし合ったりしたが、誰も一塁に回ろうとはしなかった。すでにルナ、森野ともに「僕が三塁を守る」と明言。小笠原はまだ希望ポジション明かしていないが、本音は三塁希望とみられ、第1ラウンドは黙々と火花を散らした形だ。ルナは競争について「自分のやるべきことをやれば大丈夫。144試合、去年以上の結果を出す」と意気込んだ。