日本ハムがドラフト上位候補として、和製ノーラン・ライアンと呼ばれる創価大・小川泰弘投手(4年=成章)をリストアップしていることが22日、分かった。最速147キロの直球とカットボール、スライダー、フォークなど多彩な変化球を操る右腕。左足を胸にくっつきそうなほど高く振り上げる投球フォームが、メジャー324勝のライアンにそっくりだと言われる。東京新大学リーグでは通算36勝をマークし、全日本大学野球選手権でも、8強入りの原動力となった。球団幹部は「外れ1位で消えるかも」と、高く評価をしている。昨年ドラフト1位で指名した東海大・菅野を獲得できず、即戦力投手の補強が急務。小川のほかにも大体大・松葉貴大投手(4年=東洋大姫路)、ヤマハ・石山泰稚投手(24)らを上位候補としてリストアップしている。