WBCの出場見合わせが決まった日本ハム大谷翔平投手(22)が3日(日本時間4日)、無念の思いと謝罪を口にした。

 前日2日(同3日)夜に、小久保監督と直接電話で会話し、メンバーから外されることを伝えられたという。「出るつもりで準備していました。辞退するということは、他の選手が入るということ。ここまで引っ張ったことは申し訳ないです。期待してもらったのに、応えることができないのが申し訳ない」と繰り返した。WBCは、大きな目標にしていた舞台。「小さい頃から見てきた。(代表の)ユニホームを着てプレーしたいというのはすごくあったし、そういう特別な大会」と悔しさも吐露し、シーズンへ向けて問われても「(WBCで)優勝したいと思ってやってきた。今は目標を見失っている。なかなか切り替えるのは難しい」と表情を曇らせた。