全戦臨戦態勢や! 侍ジャパンが今日7日のWBC初戦、キューバ戦(東京ドーム)に向けて最終調整。藤浪晋太郎投手(22)について、権藤投手コーチは「メドは立った。全試合で臨戦態勢」と明かした。いきなりキューバ戦でもマウンドに上がる可能性もあり、世界一奪還へ、藤浪が重要な役割を担う。
ホラ貝の音が聞こえてきそうだ。侍ジャパンの藤浪が最終調整を終えて臨戦態勢に入った。独特の雰囲気に包まれた東京ドームでキャッチボールやダッシュで汗を流し「準備するだけなので。それしかない。自分の準備をしっかりしたい」と語った。初めてのWBCに向けて静かに意気込む。その手は刀に掛けていた。
今日7日が1次ラウンド初戦のキューバ戦。藤浪は中継ぎ要員としてブルペンで待機する。5日のオリックス戦(京セラドーム大阪で)に2イニングを投げたばかりだが、権藤投手コーチは「(登板も)あるでしょう。中1日ならどうってことない」と明かした。投手は通常登板2日前にブルペンに入って調整する。その代替だと思えば、可能性は十分にある。
それだけではない。1次ラウンド全試合で登板の準備をする。権藤投手コーチが「毎試合が臨戦態勢。あの角度で、あの球。俺なりにメドは立った」と明かした。WBCの登板間隔のルールでは、50球以上投じれば中4日、30球以上投じた場合か、連投した場合は中1日を空けなければならないルールがある。7日、8日、10日の日程のため、すべて30球以内に抑えれば、制度上も1次ラウンド全試合に登板可能となる。
大会前の対外試合では3試合に登板して計4イニングを2失点。足でかき回された場面もあったが「(外国勢は)あまりやってこないだろう」と権藤コーチ。剛球という唯一無二の刀を手に、藤浪は世界に挑む。【池本泰尚】



