セクシー楽曲「ジッパー」のセンターをかけ、47キロまで6・5キロの減量に挑んでいたNMB48の岸野里香(21)が20日、大阪城ホールで行われた結成5周年公演の初日に企画の締め切りを迎え、46・45キロで見事に成功させた。

 9月1日から減量を始めた岸野は「最初の1カ月は自分だけでやってて、やせたり戻ったり…あかんわって思ってた」。そんな折にテレビ企画で、元世界2階級王者の井岡弘樹氏のボクシングジムでダイエット企画を体験をし「これしかない!」。井岡氏のジムに通い、食事改革に筋トレも続けてきた。

 岸野は「実際、10月1日から20日間で7キロ落としたからね」と、今までとは別人のようにへこんだおなか回りをアピール。「ジッパー」のセンターで歌い踊った。

 「ジッパー」は、チームNオリジナル「ここにだって天使はいる」公演の人気楽曲で、オリジナルメンバーは渡辺美優紀、吉田朱里、上西恵。歌唱中の生着替えがセクシーと、ファンに人気の楽曲だ。渡辺がチームB2に移り、兼任時代の柏木由紀も兼任が解除されたことから、岸野がセンターに立候補。ただ、広い肩幅と体格のよさから「ダイエットに成功したら」の条件を出され、今回の企画に至った。

 岸野にセンターを奪われた1期生同期で仲良しの渡辺は「やせすぎで、ほおとかこけてるし、心配してた。でも、よかった!」と祝福しつつも「うれしいけど悔しい」と本音もポロリ。この日は、腰回りの細さで知られる渡辺の衣装を岸野が着用できたことから、渡辺も触発された。「私も負けへんように、筋トレしてるし」と対抗心を燃やした。

 一方、キャプテン山本彩(22)は岸野について「もともとが、早く家に帰れる日、家に帰ったら晩ご飯あるのに、おいしそうなパンあったとか言って、パン3個食べてたし」と、食欲旺盛ゆえの体格のよさだったと暴露した。