男女2人組ユニットangelaが14日、さいたまスーパーアリーナ前のけやきひろばで、11日にリリースされた「DEAD OR ALIVE」発売記念路上ライブを開いた。

 angelaは同アリーナで8月29日に行われた、世界最大のアニソンフェス「アニメロサマーライブ2015」2日目でトリを務めるなどアニソン界の人気ユニットに成長したが、00年の結成から03年のメジャーデビューまでは路上ライブを地道に続けてきた。さいたまスーパーアリーナ前のけやきひろばは、思い出の場所の1つだ。

 ボーカルで作詞、作曲を担当のatsukoは、集まったファン1000人に向かって「12年半ぶりに『けやきひろば』に帰ってくることができました。インディーズのころ『けやきひろば』で路上ライブをやらせていただきましたが、今日は感無量です」とあいさつ。キーボード、ギターで作曲、アレンジ担当のKATSUも「まさか、またここでライブができるとは思ってもいなかったので、本当に実現できてうれしいです」と感慨深げだった。

 この日、2人は「DEAD OR ALIVE」がオープニング主題歌に選ばれた「蒼穹のファフナー EXODUS」(BS TBSなどで放送中)の登場キャラクターが着ている制服姿で登場し、同曲など5曲を披露。atsukoは「野外のライブは気持ちいいですね。『けやきひろば』でのライブも盛り上がったので、年末の2デーズライブを今年の集大成としてドカンとやりたい」と、12月28、29日に東京国際フォーラム・ホールで開催される毎年恒例の年末ライブで初挑戦する2デーズ公演に気合を入れた。

 KATSUは「今日は(路上ライブ)当時の500倍くらいの人が集まってくれました。今回のライブをやって、あらためてストリートライブはangela原点だと思いました。もう1度、ここでライブをやりたい」と再ライブを約束。翌15日には、兵庫県西宮市の阪急西宮ガーデンズでも路上ライブを行う。