元ボクシングWBA世界ミドル級王者で、タレントの竹原慎二(42)が21日、TBS系「爆報!THE

 フライデー」(金曜午後7時)に出演し、ぼうこうがんの闘病生活を明かした。

 昨年から血尿が出るなどし、下腹部の痛みが増していた。今年初めにぼうこうがんと判明。リンパ節にも転移し、医師から「5年の生存率は40%」と診断された。死がよぎったという。「42歳でがんって、頭の中が真っ白で…。熱い痛みを感じて、おしっこが出きってもその痛みが出る」。

 抗がん剤の副作用で髪の毛が抜け落ちた写真も公開した。体重も一時は11キロ落ちたと明かした。治療のための借金は約1000万円にもなったという。

 完治までは約5年間、様子をうかがう必要があるが、現在はがんを摘出して、快方に向かっているという。経営するボクシングジムの仕事に復帰しており、術後初の精密検査の結果には「グーでした。肺からぼうこうまで、全く問題なかったです」と言い、笑った。

 支えてくれた家族への感謝も言葉にした。「あれだけケンカをしてきたのに、こんなに俺、愛されていたんだ。こんなワガママな男に親身になって」と言い、「今年は家族に迷惑をかけると思うけど、来年からはバリバリ働いて、僕が家族を守っていきます」と恩返しを誓った。