G大阪のGK藤ケ谷陽介(28)が今季から背番号「1」を背負うことが18日、内定した。昨季まで「22」を付けていたがGK松代の引退により西野監督から「正守護神」として指名を受けた。G大阪の「1」は本並健治、岡中勇人らが付けてきた重みのある背番号だけに藤ケ谷は1度は固辞したが、熟考して受諾した。

 この日、大阪・万博練習場で自主トレを行った藤ケ谷は「責任感はこれまでより強くなる。まだシーズン通してフルで出たことがないので、今年は全試合出場を目指したい」と宣言。2連覇を果たした元日の天皇杯決勝はA型インフルエンザで欠場し、テレビ観戦。悔しさを晴らすためにも、正守護神として5季ぶりのリーグ制覇に貢献する。