国際サッカー連盟(FIFA)のゼップ・ブラッター前会長は5日、ミシェル・プラティニ氏との金銭授受に法的根拠がないとして6年の活動停止を科したFIFAの処分を支持する裁定をスポーツ仲裁裁判所(CAS)が下したことを受け「受け入れる」と語り、スイスの法廷などには訴えない意向を示した。ロイター通信が報じた。

 処分取り消しの申し立てを棄却されたブラッター氏は「私は十分に苦しみ、十分に闘った」と述べた。罰金5万スイスフラン(約560万円)も科される。