ルイス・フェリペ監督(60)を9日に電撃解任したチェルシーの後任監督に、ロシア代表のフース・ヒディンク監督(62)の就任が決定的になった。チェルシーは10日、「ロシア協会からヒディンク監督との交渉を認められた。代表チームを指揮する傍ら、今季終了までわがクラブの監督を務める。ロシア協会の協力に感謝したい」との声明を発表。あとは契約の詳細を詰めるだけとなった。

 ヒディンク監督は同日、代表合宿中のトルコで「ほかのクラブからのオファーならノーだ。しかし私にとってチェルシーは別だ。アブラモビッチ・オーナーと私は友人関係にある。状況が許すなら手助けしたい。シーズンはあと2、3カ月で終わるのだから」とコメント。ロシア代表との兼任指揮に強い意欲をみせた。

 二足のわらじはお手の物だ。05年にもオランダの名門PSV監督を務めながら、オーストラリア代表監督に就任。欧州CLを戦う一方で、代表を32年ぶりのW杯出場へと導いた。今回再建に乗り出すチェルシーは、現在リーグ4位で首位マンチェスターUとは勝ち点7差。「マジック」と称賛される指導力で、3年ぶりの覇権奪回を目指す。

 [2009年2月11日7時50分

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