<陸上:日本選手権兼アジア大会代表選考会>◇最終日◇8日◇福島市とうほう・みんなのスタジアム◇男子走り高跳び決勝

 衛藤昂(23=筑波大)が2メートル23をマークして初優勝した。

 3年連続2位とあと1歩で優勝を逃してきただけに「(今年は)強い気持ちで挑んだ」と笑顔をみせた。すでにアジア大会の派遣設定記録Bをクリアしているため、代表選出も確実になった。「アジア大会でメダルを取る」と目標を定めていた。

 3年ぶりの優勝を狙った戸辺直人(22=千葉陸協)は2メートル20で3位に終わった。すでにアジア大会の派遣設定記録Aをクリアしているため、同大会代表は決定。それでも「最低2メートル28くらいでまとめたいと思っていた。実力を発揮できなかった」と悔しがった。