<ラグビー・全国大学選手権:帝京大39-22筑波大>◇決勝◇13日◇国立
帝京大フッカー泉敬(ひろ)主将の優勝スピーチの第一声は「ありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです」だった。赤い旗を振って応援してくれた観客、146人の部員、チームスタッフらに向け、目を潤ませながらも、大きなはっきりした声で謝意を伝えた。「そして、今日、相手をしてくださった筑波大学さんのおかげで、ここまでやって来られたと思います。ありがとうございます」と続けて大拍手を浴びた。昨年12月1日に対抗戦で筑波大に敗れたことがバネと同時に、好敵手との対戦が好プレーにつながったという意味もあっただろう。
帝京大の強みの要因を尋ねられ、「一番は仲間です。本当に支えてもらいました。これからも帝京大学は愛されるチームになっていきたいと思います。よろしくお願いします」と頭を下げた。
泉は昨季まで公式戦先発ゼロながら、今季は主将として4連覇への重責を担ってきた。本大会では選手たちは「泉に優勝スピーチをさせよう」を合言葉に士気を高め、この日を迎えていた。


