フィギュアスケート男子でソチ冬季五輪金メダリストの羽生結弦(ANA)を指導するブライアン・オーサー・コーチは11日、ソウルで共同通信の取材に応じ、昨年末に「尿膜管遺残症」と診断されて腹部の手術を受けた同選手が既に氷上練習を再開し、4回転やトリプルアクセル(3回転半)のジャンプも跳んでいることを明らかにした。

 1月に退院後は国内で療養しているが、近く練習拠点を置くカナダのトロントに戻り、2連覇を目指す3月25日開幕の世界選手権(上海)に備える予定という。

 同コーチは「順調に回復している。既に4回転も跳ぶなんてすごい。ユヅルはまるでマシン(機械)のようだ」と笑顔で話した。

 羽生は2連覇した昨年12月のグランプリ(GP)ファイナル期間中から腹部に断続的な痛みを抱え、3連覇した全日本選手権後に精密検査を受けた。手術後の診断結果は、約2週間の入院とさらに約1カ月の安静加療が必要で「スポーツ活動は経過を見ながら開始となる」と発表されていた。