東山が6年ぶりの4強入りを決めた。初回に先制を許したが、直後の2回に追いつくと4回1死二塁で、7番出竿(でざお)康太外野手(3年)が勝ち越しの中前適時打。その後は粘り強い守備でピンチも守りきった。

 足立景司監督(28)は「いい試合展開でいけたと思います」と話した。次の準決勝の相手は龍谷大平安。昨夏は準決勝で0-6、秋は2回戦で0-7といずれも完敗。だが、春は準々決勝で4-2で勝利した。足立監督は「(龍谷大平安は)春の大会と比べて、かなり打撃力も上がっている。流れの中でなんとか1点、粘り強い戦いができるように」と次戦を見据えた。