ドラフト候補で最速152キロの日大鶴ケ丘・勝又温史投手(3年)が、打撃技術の高さを証明した。

 1点を追う1回2死二、三塁、プロ注目の国士舘・草薙柊太投手(3年)の外角高め143キロ直球を左中間にはじき返し、一時逆転の2点適時二塁打を放った。

 投手では、スカウトのスピードガンで最速151キロをマークするも、5回5失点。「腕が振れなかったのは、気持ちの弱さ。今日も三浦に助けられた」と感謝したが、バットでは左対左の対戦で、技と力で逆方向にボールを打ちかえした。