鹿島台商は、ほかの部からの助っ人4人を加えたベンチ入り10人で、3大会ぶりに単独出場したが、08年以来の夏白星を逃した。

9人そろっての練習も限られ、11失策を献上。3投手の継投でランニング本塁打2本を含む17安打23失点(自責11点)を喫した。背番号5で先発登板した中西海翔主将(3年)は「守備の時間が長くて連係ミスも多かった。自分が幼くて集中力が切れてしまいました」と反省。来春の卒業後に志望する自衛隊入隊に向けて「根性を入れ直したい」と新社会人としての自立を誓った。