羽黒の先発、五十嵐竜投手（3年）が、5回完全投球を達成した。初回を3者連続三振で幕開け。以降、危なげなくアウトの山を築いた。9－0で迎えた5回表、最後の打者を外角低めの直球で見逃し三振に切って取り、5回裏1死二、三塁で2番吉川璃凰外野手（2年）が右中間への適時打を放って試合終了。8強一番乗りを決めた。
五十嵐は自身のピッチングを振り返り「2ストライクに追い込んでから、ゾーンや高さをきっちり投げ分けられました」。完全投球には「試合が終わってから気付きました。すごくうれしいですが、自分としては勝てたことが何より一番うれしいです」と笑顔を見せた。
