甲子園初出場だった昨夏からの連覇を狙った浜松開誠館が、初戦の2回戦で姿を消した。昨秋は県準優勝、今春3位で今大会はAシード。相手は春のセンバツ優勝経験もある強豪の常葉大菊川で2回戦屈指の好カードだったが、終盤に突き放された。

先発左腕・松井隆聖投手(3年)が2回、3回と2点ずつを失い、苦しい展開となった。1-4で迎えた7回裏1死満塁の好機に、相手失策で2点を返し1点差まで迫ったが、追いつくことは出来なかった。

9回表には安打や失策などで一挙6失点。最後の攻撃も3者凡退に終わり、連続出場はかなわなかった。

右翼を守った加藤蔵乃介主将(3年)は「悔しい思いしかない。自分がチームを引っ張らなくてはいけない立場なのに、(先制点は)自分のミスで足を引っ張ってしまった」と無念の表情。後輩たちには「(ベンチ入りした)彼らを中心にもう1度甲子園に行ってほしい」と願った。

同県で前年夏の甲子園出場校が翌夏に初戦敗退するのは、02年に初出場した興誠(現浜松学院)が、03年夏に初戦で敗れて以来だ。