8日に宮崎県南部で震度6弱の地震が発生し、地元が被災した宮崎商が中京大中京(愛知)との初戦に挑む。試合前の囲み取材で、橋口光朗監督(36)は「学校は宮崎市内にあるので全然問題ないということで。ちょっと県南の方が被害が大きかったのを聞いているので心配です」と語った。

地震発生時、甲子園メンバーはすでに関西入り。選手の家族への被害の有無も「大丈夫です」と明かした。ただ、控え選手が当日にフェリーで宮崎を出発予定だったが欠航。急きょ陸路に変更し、バス移動で前日9日の朝に到着した。応援にも支障はなさそうだ。

また、前回出場時の21年夏は新型コロナウイルス禍に泣いた。集団感染で智弁和歌山との初戦を辞退。不戦敗で戦わずして聖地を去る悪夢だった。橋口監督は「今の子たちには関係ないので。変な重責、責任を背負わせるつもりはない」と前置きし「そういった中で勝利できるのであれば、当時の関係者、部員、保護者の方に報告したい」と話した。

宮崎県勢は、直近4大会連続で甲子園初戦敗退中。令和初の県勢聖地1勝をつかみたいところだ。