巨人橋本到外野手(27)が1日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉を行い、現状維持の年俸2900万円でサインした。

 毎年外野の定位置確保を期待されるが、今季は主に代打や守備固めでの出場が多かった。交渉の席では、球団から「便利屋にならず、レギュラーになってほしい」との言葉をもらったことを明かし、「その期待に応えられるようにオフは取り組みたい。秋(キャンプ)でやってきた練習を継続して、殻を一枚でも二枚でも破れるようにしたい」と決意を新たにした。

 課題は「打力」と自覚する。「守備はそれなりに信用していただいていると思う。打って結果を残さないとレギュラーは見えてこない。1年間通して活躍できていないのがここ何年かの反省。打破しないとうまくいかないので頑張りたい」と意気込みを語った。(金額は推定)