東都大学リーグ2部の青学大が2月28日、横浜市内で横浜商大と今季初のオープン戦を行い、指揮官に復帰する河原井正雄監督(63)が“初采配”を振った。

 今秋ドラフト候補で最速149キロ右腕の河端(かわはな)優馬投手(3年=高岡商)ら4投手を継投したが、0-2で敗れた。

 河原井監督は「河端はちょっと球にばらつきがあったが、横から見ていていいボールを投げていた。打者も久々の実戦で感覚が難しかったが、慣れてくれば何とかなる。面白くなってきたよ」と手応え。河端は1回を投げ1安打1三振2四死球1失点。

 視察したヤクルト斉藤スカウトは「最後に三振を取ったスライダーが良かった。角度があるしもっと直球で押す投球ができれば」と話した。