ソフトバンク古谷優人投手が19日、現状維持の年俸700万円(推定)で契約を更改した。

古谷は昨秋、胸郭(きょうかく)出口症候群と診断され、左腕の血行障害に悩まされた。「春と秋は手の冷えが出てくる。投げるときも不安がある。それさえなければもっと投げられた」と話す。病と闘いながら、今季は2軍で29試合に登板。「去年は11試合だったので、倍以上投げられた。出場できなかったけど、1軍でも登録してもらった。自分の中で成長を感じられた」と振り返る。

秋季キャンプでも工藤監督から直接指導されるなど、首脳陣の期待も大きい。「来年は1軍で30試合登板したい」と目標を掲げた。