ヤクルト丸山和郁外野手(26)がサイクル安打を達成した。プロ野球では昨年8月19日ヤクルト戦(神宮)で達成した巨人丸佳浩以来、73人目、78度目。試合後のお立ち台では「とってもうれしいです。ベンチからツーベース狙えっていう風に言われて、『狙って打てるもんじゃねえよ』って思いながら…。当たりは良くなかったですけど。神風が吹いてくれて、落ちてくれました」と喜んだ。

ファンからは「サイクル狙え丸山」の声が飛び、王手をかけて迎えた7回1死の第5打席。丸山和の打球は左中間方向に上がった。相手左翼手が懸命に飛球を追いダイビングキャッチを試みるも届かず。二塁打となりベース上で両手をかかげた。

2回の第2打席に右前打。4回の第3打席に右中間への三塁打をマークし、5回に右越えソロを放ちリーチをかけていた。

プロ5年目で初の達成。球団では21年9月18日巨人戦の塩見泰隆以来となる。

さらにお立ち台では、「実は19日にパパになりました。これからも頑張っていきたいです」とサプライズでファンに報告していた。

◆丸山和郁(まるやま・かずや)1999年(平11)7月18日、群馬県生まれ。前橋育英では外野手兼投手で甲子園でも登板。3年夏には甲子園で大会タイの8盗塁をマークした。明大では4年春秋にベストナイン。21年ドラフト2位でヤクルト入団。22年3月25日阪神戦でプロ初出場。174センチ、80キロ。左投げ左打ち。今季推定年俸2200万円。

▼丸山和が25年8月19日の丸(巨人)以来、プロ野球73人、78度目のサイクル安打を達成。ヤクルトでは21年9月18日の塩見以来8人目。丸山和は1打席目で左邪だったが、第1打席凡退しながら達成は07年9月22日ズレータ(ロッテ)以来8人目。また、神宮で達成は71年山崎(ロッテ)73年弘田(ロッテ)76年若松(ヤクルト)90年池山(ヤクルト)92年ハウエル(ヤクルト)25年丸に次ぎ7人目。球場別でサイクル安打が最も多いのは、後楽園、甲子園の各6度を抜いて神宮が単独最多となった。

▼丸山和は5安打で、この試合は2番岩田も5安打。1試合でチームの2人が5安打以上は、23年5月18日にDeNAの関根と桑原が5安打して以来8度目。ヤクルトでは球団初で、1、2番がそろって5安打はプロ野球史上初めて。

▽前橋育英・荒井直樹監督(高校時代の丸山和を指導)「中学校も部員が10人ぐらいしかいないところだった。そこからうちに来てくれてすごく成長してくれて。野性的な勘を持っている子だった。見ていてワクワクする選手でした。すごく誇りですよね。うれしく思っています」

【動画】ヤクルト丸山和郁がサイクルヒット 両手を挙げて笑顔 ベンチも祝福

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