オリックス佐藤達也投手(32)の引退セレモニーが25日、京セラドーム大阪で行われた。

この日行われたファン感謝イベントの最後に慣れ親しんだマウントに登場。キャッチャー山崎勝に渾身(こんしん)の1球を投げ込んだ。

登板後はナインから胴上げされ、あいさつ。「すばらしい球団、すばらしいチーム、最高のファンのみなさんとプレーできたことは本当に幸せでした」と目を潤ませた。

佐藤達は、社会人のホンダを経て11年ドラフト3位で入団。中継ぎとして活躍し、13年、14年には2年連続で最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得するなどチームに貢献。今季は不調やケガなどでプロ7年目で初めて1軍登板がなく、シーズン終了後に引退を表明した。