ヤクルト・バレンティンが反撃の口火を切った。

2点を追う9回に先頭打者で打席に立つと、DeNA山崎の初球を逃さなかった。137キロの真ん中に入ったシュートをバックスクリーン右へとたたき込んだ。球場の雰囲気を一変させる24号ソロで、サヨナラ劇につなげた。「甘い球を待って、チームを勢いづけられればと思った。村上も甘い球を完璧にスイングした」と喜んだ。