阪神梅野隆太郎捕手が3年連続ゴールデングラブ賞に向け、「盗塁阻止率1位」を掲げた。阪神捕手の2年連続受賞は、73~74年の田淵幸一と並び2人目。

来季も受賞すれば球団初の快挙となる。「取りたい気持ちはもちろんあるし、続けて取る、2年も3年も4年も目標があることに対しては、自分にとってはすごい大きいことやと思う」と意気込んだ。

今季はプロ野球新記録の123補殺を積み重ねるなど、扇の要として安定感を発揮した。来季はさらに高みを目指す。「盗塁阻止をもっともっと上げて、1位でいけるように。ピッチャーとの協力も必要だと思うので、もっとレベルアップしていきたい」。今季の盗塁阻止率は巨人小林に次ぐ3割7分でリーグ2位。それでも盗塁阻止数は27個で、ヤクルト中村とともにリーグトップだった。率も上げて、現役最強捕手を目指す。