楽天茂木栄五郎内野手(25)が1日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、3000万円増の年俸8100万円でサインした。

4年目の今季は遊撃のレギュラーとして自己最多の141試合に出場。160安打を放ち、打率2割8分2厘、55打点をマーク。17年の17本に次いで2年ぶりの2桁本塁打となる13本のアーチを描いた。

球団からは「よく1年間頑張ってくれた」と声をかけられ「3年目までは1年間通して1軍にいられず、チームに迷惑をかけてしまい、悔しい成績でした。取り返すぞ、という気持ちで1年間通してプレーできたので、充実したシーズンでした」と納得顔で今季を振り返った。

来季から桐蔭学園で4学年先輩の鈴木がロッテから加入。俊足が売りのドラフト1位・大阪ガス小深田大翔内野手も加わり、内野手争いは激しさを増す。「来年もショートのレギュラーとしてプレーしたいですし、つかみとらないといけないポジション。即戦力でドラフト1位も入ってきますし、(鈴木)大地さんも入ってきますが今年1年間プレーし続けたことに自信を持って、またゼロからのスタートになると思うので、しっかりと首脳陣の方にアピールをして開幕から使ってもらえるように必死でアピールしていきたいと思います」と力強く意気込んだ。(金額は推定)