阪神ドラフト1位の創志学園・西純矢投手(18)が、虎のレジェンドとの意外な縁を明かした。

同校の1学年先輩が元阪神上田二朗氏(72)の孫にあたり、高校2年生の時には自宅に泊まりに行ったという。「甲子園の球場の特徴を教えてもらいました」。同氏から体の使い方をほめてもらったり、バッターを見てタイミングを意識するなど助言をもらうこともあった。

この日は高校2年夏以来の甲子園球場を訪れ「すごい広い球場だなと思いました」と再確認。甲子園歴史館の見学では「スコアボードに『バース』とか書いてあって、すごいなと思いました」。歴代名選手に目を輝かせ、その中に上田氏の名前も見つけた。「いろいろなファンの方々の記憶に残る、歴史に名を残すような選手になれたらいいなと思います」。いずれは「西純矢」の名も飾られるような虎のレジェンドへ、初々しく意気込んだ。