ヤクルトの小川淳司前監督(62)が3日、都内の球団事務所を訪れ、来年からのゼネラルマネジャー(GM)就任が正式決定した。チーム編成部門と運営部門を統括する新しい職としてGMが新設され、「ありがたく(オファーを)受けさせていただきました。身の引き締まる思いです」と話した。

任期について、ヤクルト衣笠球団社長兼オーナー代行は「1、2年では難しい。足かけ3年とも言うし、そういったスパンで、いつもAクラスにいる、優勝を狙えるチーム作りを託します」と話した。

小川前監督のフロント復帰は3年ぶり。15年から務めたシニアディレクターよりも、カバーする範囲が広くなる。「球団方針である常に優勝争いができるチーム作りが、中長期的に必要になる。そこを見据えて、考えていく」と意気込みを語った。就任は、20年1月1日からとなる。