西武が3日に契約合意を発表した松坂大輔投手(39)を、2人の指揮官が歓迎した。

辻発彦監督は「彼にとってはプロ野球生活をスタートしたチームですし、集大成だと思って頑張ってくれるだろうと思っています。後輩の手本になってほしい、と言うつもりはなく、自分のことを一生懸命頑張ってくれる姿が、結果として後輩たちの手本となり、そしてチームの勝利に貢献してくれれば、と期待しています」とコメント。先発投手の1人としての活躍と同時に、チーム内の相乗効果を期待した。

また、03年まで5年間、一緒にプレーした松井稼頭央2軍監督は20年前を回想した。「99年、本当にとんでもないルーキーが入ってきた、と感じたことを思い起こします。球の速さだけではなく、すごいものを持っていた。衝撃を受けましたね。大輔にはまず、おめでとう、と言いたい。僕は2軍監督なので立場は違いますが、また同じライオンズのユニホームでやれることを楽しみにしています」と平成の怪物の復帰を喜んだ。