#開幕を待つファンへ。新型コロナウイルスの影響で開幕延期となったプロ野球。もし予定通りに開幕を迎えていたら、各球団どんな先発ローテだったのか。担当記者が現状と今後のポイントを整理。期待をパンパンに膨らませ、球場で声をからす日を迎えたい!

昨年、最優秀防御率賞を獲得した大野雄が3年ぶり3度目の開幕投手を務める。自己最多の2ケタ勝利で、チーム最多の11勝を挙げた柳との左右の両輪がローテーションの軸になる。

来日1年目に8勝した助っ人左腕のロメロも期待されていたが、左肩手術のため前半戦の登板は絶望的。これにより、3、4番手には山本、小笠原の若手投手が入る形になった。

5番手以降はまだ固まっていない。20日開幕の場合は、ベテラン吉見、ドラフト3位岡野が有力視された。しかし、開幕延期で調整遅れだった昨季4勝の2年目梅津、椎間板ヘルニアからの復活を目指す福谷も実戦登板の機会が増えたため、開幕ローテ入りのチャンスがある。

また昨シーズンの開幕投手を務めたサウスポー笠原がローテに滑り込む可能性もある。【中日担当・伊東大介】