昨年10月に左肘を手術した阪神島本浩也投手は広報を通じて、延期中のシーズン開幕に向けて万全をアピールした。

19年は中継ぎで自己最多の63試合に登板し、防御率1・67とブレーク。左肘手術後は地道にリハビリを続けていたが、患部の状態について「いつ開幕しても大丈夫なところまで来た」と自信をみなぎらせた。

チームは3選手が新型コロナウイルスに感染した影響で、3月27日から4月14日まで活動停止。島本は1歳になる愛娘との時間を充実させながら、ダンベルやゴムチューブを使って左肩を鍛え続けたという。すでに2月に本格投球を再開しており、2日前にもブルペンで40球。調整は順調だ。

今はランニングや股関節周りのトレーニングで下半身を強化中。「もっと投げる体力をつける練習をしています」。この日は鳴尾浜でキャッチボール、ランメニューなどで汗を流した。