コロナ禍で各球団の外国人の来日が遅れた今季、助っ人にケガ人やトラブルが続いている。実戦不足も影響しているのか。外国人の成績はチーム状況に直結するケースもあり、今後も調整状況などを注視していくことになりそうだ。
主なケガやトラブルは以下の通り。
◆楽天 ルスネイ・カスティーヨ外野手(33=レッドソックス)
キューバ出身で14年にレッドソックスと7年総額7250万ドル(約79億8000万円)の大型契約を結んだ右打者。23日の西武戦で初昇格し「3番右翼」で先発。第1打席にハーフスイングでファウルを打った際、左脇腹付近を痛めた。同日に仙台市内の病院で検査を受け「左腹斜筋損傷」で出場登録抹消に。石井GM兼監督は「ちょっと短期間では難しいかなと思います」と説明した。
◆巨人 エリック・テームズ外野手(34=ナショナルズ)
大リーグ通算96本塁打を誇り、韓国プロ野球では「40本塁打40盗塁」も達成した左打者。1軍デビュー戦となった27日のヤクルト戦に「6番左翼」で先発。3回1死一、二塁からの守備で、ライナー性の打球をワンバウンドで処理しようとジャンプ。ボールをはじいて着地した直後に右足を負傷し、苦痛に顔をゆがめて倒れ込んだ。都内の病院で「右アキレス腱(けん)断裂」と診断され、今季中の復帰は絶望的とみられる。原監督は試合後「しょうがないでしょう、これは」と語った。
◆オリックス ブランドン・ディクソン投手(36) 13年からオリックスでプレーし、通算49勝58敗34セーブ。今季が球団外国人投手最長となる9年目のシーズンだったが、来日が難しい状況になっていることが、29日までに分かった。昨季は新型コロナウイルスの影響で、年間を通して単身で日本へ。球団には、今季こそ家族との来日を希望してきたが、政府が新規のビザ発給を停止中で、家族の来日は極めて困難な状況となっている。



