楽天の連勝が2で止まった。

先発涌井秀章投手(35)が試合を作れなかった。2回に先頭栗山、中村に連打を浴びると、呉念庭に右翼線へ先制適時二塁打を打たれた。2死満塁から源田、森に連続適時打を許し、この回4失点。3回にも1死から栗山、中村に連打を浴び、呉念庭、山川に連続四球で失点。2死満塁から暴投でこの回2失点と崩れた。5月14日オリックス戦以来、今季2度目となる3イニングでマウンドを降りた。

打線は相手先発今井が8四死球を出すも4安打と踏ん張った。3回に島内が適時打、8回に指名打者では今季初スタメンの田中貴が2号ソロを放つも及ばなかった。

以下、石井GM兼監督一問一答は以下の通り。

-序盤の6失点が痛かった

序盤で大きい失点をしてしまったので、それを追いかける展開は厳しい中でのゲームスタートだった。

-涌井は3回6失点

あんまり良くなかったですね。良くなかったですし、良くないなりに何とか失点を1点でも少なくしていければ味方がひっくり返すチャンスが出てくるので、そこを我慢して失点を少なくするピッチングをしてほしかったです。

-ボールが高かった

ボールが高いというか、全体的に質が悪かったかなと思います。

-制球にも苦しんでいた

やられる時はそんなもんなので。ただ、そのやられる時が数多くここ最近あるので、そこはしっかりと調整してもらわないといけないなと思います。

-炭谷と8年ぶりのバッテリー。意思疎通は

今日に限って言えばバッテリー、リードというよりも、そういうものが無関係な感じの、涌井のボールの悪さだった。今日は誰がキャッチャーをやってようが、何しようが、涌井自身の内容がちょっと悪すぎたかなと思います。

-2番手高田孝が3回無失点

しっかりとストライクゾーンで勝負できていたし、彼も経験を積んでそのうち先発というところで勝負してほしいので、いい結果を出してくれたと思います。

-DHでスタメン出場の田中貴が2号ソロを含む3打数2安打

ここのところ彼は代打で出てきたりしているんですけど、すごく思い切りもよくバッティングの内容も、凡打しても内容がよかった。今日は複数の打席を与えて、その中でも結果を出してくれたと思います。

-今後も楽しみ

1球1球本当に大事にして、精神論じゃないですけど、ボールに気持ちをぶつけるというか、1球1球の大事さというのを彼の打撃を見ていると思うので、継続してほしいなと思います。

-明日への意気込みを

試合数は少ないので、ここからしっかりと残り4試合を戦って、オールスターに入っていきたいと思います。