楽天がソフトバンク・レイの前に球団史上9年ぶり3度目のノーヒットノーラン負けを8回2死に回避も、2安打で今季5度目の完封負けを喫した。
1回2死に浅村が四球で出塁も島内が二ゴロに倒れた。2回から4者連続三振。3回にも辰己が出塁も盗塁死。4回から6回まではいずれも3者凡退に倒れた。
150キロ超えの速球にカットボール、ツーシームと動く球に苦戦。7回に浅村が死球でチーム3度目の出塁も島内が遊ゴロ併殺に打ち取られた。
それでも8回2死から田中貴が四球を選び、途中出場の炭谷が詰まりながらも右前へ落とし、チーム初安打を放った。
先発則本昂が今季初の中5日で登板も同最短の3回88球7安打、同ワースト6失点で4敗目を喫した。チームはロッテに抜かれ3位転落。首位オリックスに2・5ゲーム差とした。
以下、石井GM兼監督一問一答
-序盤の失点が響いた
毎回言っているように、大きい失点を1イニング1イニングしてしまうとなかなか追いかけることが難しい。大量得点をとるのになかなか苦労する。競った状況でゲームを進めたいというところはありました。
-則本昂は今季初の中5日
中5日はあんまり関係ないかなと。ボールもしっかりいい力のあるボールは投げていたと思う。本人が1番悔しいでしょうし、本人が1番今日結果を出せなかった理由は分かっていると思う。後半戦に向けてしっかりと調整してほしいなと思います。全体的にピッチングを言うと全体的に球が甘かったかな。
-ソフトバンク・レイとは初対戦で捉えきれず
球の力が強かったですし、軌道が分からない中アプローチをしていかないといけない。それは相手も一緒。ただ、負ける中で言えば8-0も1-0も一緒なので、逆に言えばしっかりと切り替えてできるんじゃないかなと思います。
▽楽天則本昂(今季初の中5日で先発も同最短3回7安打、同ワースト6失点で4敗目)「(中5日は)関係ない。軸になる球を投げることができなかった」
▽楽天炭谷(守備から途中出場し8回2死一塁でチーム初安打となる右前打)「何とか1本打ちたいと思っていました」