阪神が逆転勝ちした。5回、同点に追いつくとなおも1死二塁で近本光司外野手(26)が中前へ勝ち越し適時打。さらに佐藤輝明内野手(22)が右中間へエキシビション3号となる2ランを放ち突き放した。先発の二保旭投手(31)は6回3安打3失点で、エキシビションマッチながら“移籍初勝利”となった。矢野燿大監督(52)の試合後の一問一答は以下の通り。

-先発の二保が6回を投げた

状態とかボールは良かったと思うし。全体的には楽しみな投球やったかなと。ただ点の取られ方がもったいないというか、もうちょっと工夫というか、いいボールがあっただけに、ボールが先行したり。取られる時ってそうなるんだけど。3点取られるような内容、状態ではなかったのかなというところでは。1点でも少なくいくというところは。全体的には良かったというのと、一方では課題というところではそういうところかな。

-二保本人も状態が上がっていると言っている

今日ぐらいのを俺も(以前に)見ていたし。ヤクルト戦で先発した時は、かわす、押すということがちょっと少なかったから、今日は球の力でも押せるというところがあるからこそ、変化球も効くという投球ができていたと思う。そういうところでは状態は上がっている感じに俺も見えたけど。

-もう1回、先発か

ちょっと相談していかなきゃあれだけど。

-佐藤輝は3試合で3発

まあその仕留められるというね。普通の選手やったらヒットというところが本塁打にできるのは輝の良さだし、そういって出ているのはプラスの部分。あとはルーキーというのは抜きにしてね。ランナー三塁のところでかえせるというのをプラスアルファでやってこないと。打てるというのは証明しているというか、そこのプラスアルファをより高めていくというところに来ていると思うんでね。

-今日は三塁を守った

シーズン中でも起こり得る、あり得ることはこのエキシビションではやっていこうと思うんで。ちょっとボール飛ばへんかったからね。飛んで欲しかったけど。

-残りのエキシビションでも三塁を守る機会はある

それもこれから先のことやから分からん。

-島田、小野寺がアピール

島田も打つ方もそうやし、(左翼から二塁を狙った打者走者を刺した)送球も試合の中で一発で。流れの中でアウトというのは大きいし、打撃の内容もすごくいいものがあるんで。ファームで結果を残しているのがやれているというのは俺も2軍の時からずっと見ているけど、自信をつけかけているかなという感じには見えるんで。楽しみは出てきたなと。

-明日からカードが変わるが新しい選手は

新しい選手は投手ぐらいかな。投手は何人か呼ぶと思うけど、野手は現状どうなんかな。多分、なかったと思うけど。