阪神の先発秋山拓巳投手(30)が6回2/3を4安打無失点に抑え、後半戦へ順調ぶりをアピールした。西武川越に三塁打を浴び唯一得点圏に走者を背負った2回には、120キロ台の変化球で柘植、山田を打ち取った。「右のアウトコース真っすぐもしっかり投げられたし、緩急もつけることができていた」。4回には4番中村を全球直球で空振り三振に仕留め「力を込めて投げた」と手応え十分。100球前後を予定した登板でしっかりと99球を投げきった。矢野監督は「調整も意識高くやってくれている」と全幅の信頼を寄せた。