阪神2年目の藤田健斗捕手(19)が、オリックスとのエキシビションマッチの試合前練習に合流した。

19年夏の甲子園で中京学院大中京(現中京)の4番、主将として4強に貢献。同年4月に実施されたU18日本代表候補の「国際対応研修合宿」では、大船渡・佐々木朗希投手(現ロッテ)が投じた国内高校生史上最速の「163キロを受けた男」として注目を浴びた。

同年ドラフト5位で阪神へ入団。1年目の昨季は、3月8日の巨人とのオープン戦(甲子園)で、9回表の守備から途中出場し1軍デビュー。その後は2軍戦で経験を積んだ。昨年11月には左手有鉤(ゆうこう)骨の骨部分切除術を受けた。

今季はここまで2軍公式戦に25試合出場し、32打数5安打、打率1割5分6厘。同期入団の及川が活躍する1軍の舞台で、貴重な経験を積む。