育成選手として新加入したドミニカ共和国出身の巨人フリアン・ティマ外野手(16)とホセ・デラクルーズ内野手(17)が東京ドームに初めて足を踏み入れた。10日、中日戦前の1軍練習に参加。原辰徳監督(63)、元木大介ヘッドコーチ(49)ら首脳陣が見守る中、ティー打撃、フリー打撃、ノックなどを行った。

193センチと大柄で右打ちのティマは柵越えを連発し、パワーを見せつけた。「幸せです。ここでやるぞ!という気持ちでいっぱいです。みそラーメン最高です」とコメントした。

デラクルーズは遊撃の位置で坂本勇人内野手(32)とともにノックを受け、軽快な守備を披露した。「これまでにない体験でした。一生懸命練習して、頑張ろうというモチベーションになりました」と振り返った。坂本からはグラブを譲り受けたようで、「坂本さんにいただいたグローブは宝物です。試合でしか使いません! 」と喜んだ。

原監督は「まだまだ若い。いい野球選手、いい社会人に、人間としても成長してほしいと思います」とエールを送った。