オリックス山本由伸投手(23)が初めてパ・リーグ最多勝のタイトルを獲得することが確定した。ここまで17勝を挙げており、この日の西武戦で13勝目を挙げたチームメート宮城は残り1試合、12勝の日本ハム上沢は残り5試合で、上回られることがなくなった。

山本は今季25試合に登板し、17勝5敗。防御率1・46、199奪三振もともにトップで2位以下を大きく引き離しており「投手3冠」が有力となっている。

シーズン最終戦となる25日楽天戦(楽天生命パーク)で先発する予定で、黒星が付かなければ、宮城と競う最高勝率のタイトルも決まる。山本はこの試合で球団新記録の15連勝と18勝目がかかる。