オリックスにピンチが訪れた。11日、若月とスタッフ3名が無症状ながら陽性判定を受け、隔離療養に入った。

これで、新型コロナの影響での離脱者は伏見、頓宮、宗、太田、佐野皓、黒木、小木田の計8選手。水本ヘッドコーチも隔離療養中で、チーム12人がベンチから姿を消した。

試合開催が困難として、12日からの楽天3連戦(楽天生命パーク)は中止が決定。

捕手は開幕1軍入りした若月、伏見、頓宮の3選手が隔離療養中。陽性判定後から10日間は隔離生活で、その後は陰性が確認され次第、練習に復帰。状態向上なども考慮すると、5月上旬まで3選手とも戦列復帰できない可能性がある。

支配下選手で他の捕手登録は松井、福永、中川拓の3選手のみ。3人の中で最も経験のある松井も今季のスタメンマスクはなく、福永は10日にプロ初出場したばかり。中川拓は1軍経験がない。外野手登録の西村が入団時は捕手で、非常時にはバックアップできるが、捕手に新たな感染者が出ると厳しい。