巨人の新外国人、マット・シューメーカー投手(35)が7回2死まで完全ピッチングを続けた。140キロ台のツーシームと130キロ台のスプリットで中日打線を翻弄(ほんろう)。しかし、A・マルティネスに初球スプリットを左翼線に二塁打とされ、完全試合はついえた。

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9日ヤクルト戦は6回2/3を投げ5安打2失点も勝ち星は付かず。16日阪神戦では6回5安打2失点も、味方の援護がなく来日初黒星を喫していた。前日22日には「チームが勝てるように、試合をしっかりつくって長いイニングを投げられるようにしたい」と意気込んでいた。

シューメーカーはメジャー通算46勝。18年にはエンゼルスで大谷と開幕ローテーションを形成した。19年からブルージェイズに所属。昨季はツインズに移籍し、メジャー16試合で3勝8敗。昨年8月に自由契約となっていた。