きらやか銀行(山形市)は、弘前アレッズ(青森・弘前市)に10-0で8回コールド。先発の武田龍成投手(24=専大)、2番手橋本魁投手(20=日大山形)の完封リレーが光った。

昨年は、都市対抗東北2次予選の第1代表トーナメント準決勝でJR東日本東北(宮城・仙台市)に0-1、第2代表決定戦ではTDK(秋田・にかほ市)に0-1と、どちらも惜敗で代表を逃した。今年は初戦で七十七銀行(宮城・仙台市)に0-8と完封負け。村上真監督(42)は「なかなか打てない」と反省した。1つも負けられなくなったこの日は投打ともに好調。武田、橋本の完封リレーに指揮官は「武田が要所を抑えて、7、8回も若い橋本がしっかり抑えてくれた」と評価。好調を維持し、19年以来の本大会出場をつかむ。