日本ハム水谷水谷瞬外野手が“プラスワン選出御礼決勝先頭打者弾”を放った。

初回、初球を捉えて左翼席へ運ぶ先制4号ソロは自身初の先頭打者アーチ。「僕みたいなタイプが、ちょんちょん打っても魅力ない。私欲では先頭打者ホームランを打ってみたい気持ちもあった」とまた1つ夢を実現させた。

チームを勢いづけて、試合後にはお立ち台へ上がった。「感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます」。プラスワン投票をしてくれたファンに直接、お礼を言うこともできて「一番いい伝え方ができた」。ファンにさらなるお願いもした。先日、田宮と水野の新応援歌が発表され、うらやましがっていた水谷。漫才コンビの麒麟川島が低音ボイスで「麒麟です」とあいさつするように「僕も欲しいです」と、さらなる夢の実現を懇願した。

1年前は、こんな日々が待っているとは思っていなかった。交流戦史上最高打率(4割3分8厘)でMVPを獲得していても、プラスワン選出の知らせを聞いたときは「冗談かな」と半信半疑。「1年前だったら本当に考えられない」。1軍での出場経験すらなく、現役ドラフトで加入した男は自らの大出世に驚いた。

例年、この時期は「オールスター休み、何しようかな」と考えていた。今年も無縁だと思い、「(愛知・津島の)実家に帰ろうか、温泉もありだなと思って箱根あたりに行くか」と考えていたが、急きょ「キャンセルです」と笑った。

これで日本ハムからは10人目の選出。12年に並ぶ球団最多タイで、負傷離脱中の水野が出場辞退しなければ、10人出場は球団最多となる。田宮と水野は球宴時に新応援歌が解禁となる。水谷は「前奏あり、大人から子どもまで楽しめる感じの稲葉ジャンプみたいな…『かっとばせ水谷』はやめてほしい(笑い)」。ニュースターは自身の応援歌も楽しみにしつつ、滑り込んだ球宴でも大暴れする。【木下大輔】

▽日本ハム新庄監督(自身のインスタグラムでファンに投票をアピールしていた水谷が球宴プラスワン選出)「7割ぐらいは水谷君の力。3割ぐらいは僕の(フォロワー)106万人のパワーが少しはプラスになったかな(笑い)」

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