阪神村上頌樹投手(26)が、またもコイにのみ込まれ、8敗目を喫した。今季の対戦は2連勝後4連敗。黒星の半分は広島で、新たな“天敵”になってきた。
村上 粘れなくて苦しい展開になった。そこが反省点です。
2回に2本の安打で2死一、二塁のピンチを招くと、佐藤輝の悪送球で先制点を献上。同イニングは最少失点で踏ん張ったが、3回にも連打で1死二、三塁とされ、坂倉の自身のグラブをはじく適時内野安打などでさらに2失点。4回にも秋山に左前にタイムリーを浴びた。5回6安打4失点(自責点3)で無念の降板。ファウルでしぶとい粘りにも遭い、99球を要した。
村上 (粘られるのは)分かっていること。仕留め切れなかった自分が悪い。そこで球数が増えて早めに降板してしまった。
ホームのはずの京セラドーム大阪も“鬼門”になってきた。4月のDeNA戦、6月のオリックス戦と合わせて今季3戦3敗。いずれも4点以上を失い、球場別防御率は4・50で今季ワーストだ。昨年の日本シリーズは第1戦でオリックスに勝ったが、レギュラーシーズンは通算5登板で勝ち星がない。
広島戦は今季、カード別で最多の7試合に先発しているが、完投勝ちした4月30日(マツダスタジアム)を最後に白星が遠い。首位との大事な直接対決の先陣を任されたが痛恨の黒星。「広島&京セラ」の「天敵&鬼門」克服は、逆転Vに欠かせない課題になった。【波部俊之介】



